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誘導

憧れて左小鼻横に書いたブラックチャイルド
真似して軟骨に開けたピアスホール
どれも諸行無常 いつかは消えてしまう

それでもあなたを愛しているから
take  me それだけでいい
この時この場所で唄っていたい
けれどもあなたは愛しているから
miss me それだけがいい
この時この場所で泣いていたい

寄り添いたくて身にまとう真紅のワンピース
近づきたくて握るデューセンシルバー

それでもあなたを追い求めるから
cake me それだけでいい
あの時あの場所で突き放されたい
けれどもあなたは追い求めるから
kiss me それだけがいい
あの時あの場所で突き放していたい

その時あなたは波を創り届けてくれるでしょう
回析>干渉 導線を斬ってしまいましょう
尊大な厭世感と臆病な幸福感
どこかで耳にした言葉を口にする

これはたぶん林檎嬢に対する羨望、いや懸想かなー・・・。これはディスク整理してるときに、no titleで保存されてて、今のあたしじゃ絶対に書けない、ほんとに素直になんの変形もなく落としてる節がある。安易な英語使ってるしね。笑 あとね、最後の「尊大な厭世感と臆病な幸福感」は中島敦の「山月記」にある「臆病な自尊心と、尊大な羞恥心」をパロったもんだと思われる。最後に「どこかで耳にした言葉を口にする」って書いてるぐらいだしね。あたし「山月記」がすごいだいすきでね。初めて読んだのがたしか8歳かなー?それぐらいのときで、叔母さまの書斎の一番下の本棚にあったから、たまたま手にとれて、あけたらまー漢字だらけじゃん。わかんねーよーな言葉の羅列に近いもんがあるけど、でもねこれの魅力は「声に出して読むこと」にあるとあたしは思ってる。その時、その手にとった本をあけて、声に出して読んだとき「すごい綺麗」って思って。言葉にリズムがある、唄みたいな小説。すごい素敵です。あー話ずれたな・・・。笑 この曲は林檎嬢に対する、さらに中島敦に対する羨望、懸想の唄なんだと思う。
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